東京まで行って、奈良を見に行くかと言われそうだけど、行ってきた東京国立博物館の「国宝阿修羅展」。(仏像の追っかけをしてしまった。)朝9時半の開館に間に合うように、9時過ぎに上野に着いた。既に沢山の人が並んでいた。小学生くらいの子供を連れた家族連れも多かったのは奈良では、あまり見かけない風景だなと思った。
展示は、1章中金堂鎮壇具、2章八部衆と十大弟子、3章中金堂再建と仏像他の4部屋に分かれていた。一番の目的は、八部衆と十大弟子だったのだが、1章、3章の展示も初めてみたものばかりだったのでよかった。
中金堂跡から出土された鎮壇具は、かなりが明治7年出土されたもので、それらは所蔵が東京国立博物館だったので、私が今まで見たことがなかったはずだった。平成13年に出土されたものも数点あった。
3章の展示の大きな薬王、薬上菩薩立像と四天王は仮金堂内のもので、仮金堂内部は普段は拝観できなくて、以前に公開されていたこともあったと思うが私は行きそびれていた。
八部衆や十大弟子が以前おかれていた西金堂(今はない)の鎌倉時代の釈迦如来の頭とか手、化仏、飛天も初めてみた。
2章 八部衆・十大弟子の展示について感じたこと
十大弟子・富楼那立像…着物の後ろのガラが綺麗だった
八部衆・乾闥婆…かぶりものの後ろ側が綿密だった
頭部しかの残っていない五部浄…肩の部分に麻布が確認できた
鳥のくちばしが顔にある迦楼羅…顔を正面下からみたら印象深かった
阿修羅…360度どこからみても丹精だった。向かって右側(唇をかんでいないほうの顔)の顔と正面の顔が両方見えるような位置が私は特によかった。阿修羅の3面の顔は真横からみても整っていた。
阿修羅像の周囲は人で一杯で、皆でおしくらまんじゅうをしているみたいだった。3人いる係りの人もそのおしくらまんじゅうの中に入って必死に「一歩づつ移動して下さい」って誘導するのだけれどそれがうまくいかなくて、子供たちが「そこの小学生一歩すすんでください」とか注意されていた。後ろの人が、「人でいっぱいだから誰かが像のほうに倒れていって、像が倒れて腕がポキとか折れたら大変だなあ」とか心配するぐらい、人が押し寄せていた。
普段は買わないのだけれど、写真が綺麗だったので図録を買った。お土産物コーナーもすごい人だった。
興福寺は八部衆や十大弟子をはじめ、古い仏像がたくさんあるのだけれど、国宝館の展示の仕方がちょっとなあ~って感じる。阿修羅は東京・福岡から戻ってきたとき、2009年10月17日~11月23日に、八部衆・十大弟子が仮金堂で展示されることが予定されているらしい。
興福寺では今後もう少しいい感じに展示されるとともに、中金堂の再建計画がうまくいくといいなと思った。
阿修羅展のあと、平常展、法隆寺宝物館を見た。
東京国立博物館HP http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=X00&processId=00


阿修羅像はあちこちにありますが、
この阿修羅展のは、興福寺のですよね?
滅多に間近で見られない仏像を見られるとなると、
やはり沢山の皆さんが訪れられているのですね。
投稿情報: MATCHY | 2009/06/05 04:18
そういえば、阿修羅像って沢山ありますものね。興福寺のですよ。
「東京まで行ってみてこなくても、奈良で見れるでしょ・・・・」という声が聞こえてきます。
私、しつこいタイプなもので。ただ、正面からと斜めからでは雰囲気が違ってましたよ。
法隆寺宝物館のものは、奈良の法隆寺の宝物館には展示されないものだと思います。飛鳥時代の仏像がいっぱいお洒落~、に展示されていました。法隆寺宝物館の下にはレストランがあって、人気があるのか待っておられる人が沢山いて、最初間違ってそちらの列に並びそうになりました・・・。
投稿情報: 管理人 | 2009/06/05 08:32