唐招提寺は昨年秋に金堂の修理が完成、平城遷都1300年祭の平城宮跡会場にも近いので訪れる人も多い。遷都祭のオープニングに来られた皇太子殿下も、唐招提寺に立ち寄られたようだった。うちわまきの日も雨にもかかわらず、多くの人が唐招提寺を訪れていた。
うちわまきは、鎌倉時代の鼓楼(写真上大:鑑真和上将来の仏舎利が納められていたとか)からハート型のうちわがまかれるが、その争奪戦のすごさは前から噂で聞いていた。キャッチできたと思ったうちわが、柄の部分を折られたり、紙を破られたりされるとか。覚盛上人のありがたい仏の教えはどこへやら、ただでもらえるとなると恐ろしいことに人間って変貌してしまうようだった・・・。
そういうふうだったからか、ここ数年はうちわまきに参加する人は、午前中に先着何名かで整理券を配って制限しているようだった。またうちわまきに参加できなくても、抽選でうちわがもらえれるしくみになっていた。入り口で何種類かの色の抽選券から1色をひく。うちわまきのときに当りの色が発表されて、あたった人にはうちわがもらえる。抽選に外れても、うちわは1000円で販売されている。
法要は午後1時からで、そのあと舞楽の奉納もあった。(雨のため、舞楽奉納は特設の舞台ではなく講堂の前で行われていた)私はそれより少しはやめに行って覚盛上人像のある本坊の隣の建物、鑑真和上の御廟、戒壇前の蓮池を散策した。芭蕉の「若葉して・・・」の句のとおり、新緑や御廟前の苔が綺麗だった。戒壇前の蓮池には、紫と黄色の菖蒲?が綺麗に咲いていた。
鼓楼の周りには、有名人が字や絵を書いたうちわが飾られていて、礼堂辺りにはそのうちわの部分をはった屏風が飾られていた。東室では招待客にお抹茶の接待が行われていたようだった。
都合により、うちわまきの始まる前午後2時半ぐらいに唐招提寺をあとにした。駐車場を出るとき、駐車場に入ろうとしている車の渋滞がすごくて、ぞっとした。
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