仲秋の名月の日、猿沢池で行われる采女祭。奈良時代に帝の寵愛が途絶えたことを悲嘆して入水した采女の霊をなぐさめるために行われているといわれている。采女は福島県郡山の出身とか。猿沢池周辺は3重、4重のひとだかりだった。
今年は東日本大震災で被害が大きかった福島県だったが、今年も郡山市から市長さん、ミス采女をはじめとされる数人が奈良に来られていた。郡山市長さんは昨日には慰霊祭の行事もあったようで、忙しいなか奈良にきてくださったらしい。
たまたま隣にいた人が、はるばる福島県郡山市から来られていた人だった。そのひとたちから、郡山の采女伝説は奈良のものとちょっと違うことを聞いた。郡山では、采女は郡山に許婚がいたのに、無理やり奈良につれてこられ、それを悲嘆して入水したというもの。私個人的には、こちらの話のほうがありえそうに思えた。
行くのがそれほど早くなかったので一番前でみることは出来ず、なかなか船の様子は見えにくかったが、猿沢池や五重搭、雅楽、最初は見えなかったが途中で顔を出してくれたお月さまが、いい感じだった。ミス采女や秋の花でつくられた大きな扇などをのせた船は、猿沢池を2周し、最後に扇が池へと投げ込まれた。
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