矢印は神社、写真下左:二月堂北側 写真下右:二月堂南側
二月堂の神仏混合について。東大寺は仏教・華厳宗のお寺だが、東大寺境内にいくつか神社があるし、二月堂周辺には、お堂を囲むように神社がある。お堂の北と南と、そのお堂の前の芝生の真ん中に。遠敷神社、飯道神社、興正神社という名前。遠敷明神は、二月堂縁起では魚釣りをして遅参した若狭の国の神様としてでてくる。
修二会は旧暦三月に行われる仏教法会だが、その行の中には、毎夜9時ごろに「神名帳」の読み上げというのがあって、日本の神様の名前を読み上げていくものらしい。深夜に行われるお水取りの行のとき、雅楽が演奏されたりすることも。
私は修二会の行事が、キリスト教の行事にも似ている部分があると感じる。キリスト教の復活祭の四旬節というのは悔い改めの期間だし、聖人の名前をよみあげたりすることもあったような。聖水を司祭が信者にふりかけるところもあるし。
大陸の東の果ての日本では、いろんな宗教が入り混じってしまったのかな。いろんな宗教が入り混じっているのは、他の文化の人たちからはみると結構、珍しいみたい。キリスト教やイスラム教が他の宗教とまじることはないと思うし、アジアの国でも仏教は仏教だし。
修二会が始まった752年ごろは、神と仏が出会った時期でもあったのかなあ・・・。(奈良瑠璃絵のときに、奈良国立博物館西山博物館部長さんが「神と仏の出会い」というテーマで講演会をされていた。行けなかったけど)
写真上左:食堂北東にある毘沙門天 写真上右:食堂南西にある鬼子母神
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