(*↓以下の記事は、2007年6月に仏像修理所に行ったときのものです。)
2010年の修理完成まで待てなくて、行ってしまった唐招提寺の仏像修理所特別公開。
唐招提寺に入ったとき、どこに仏像修理所があるのかなあ、と思ったら、夏に蓮の花の咲く戒壇のお隣だった。仏像だけの修理所なのに、大きな建物だなと思った。
中に入ると、釈迦如来、薬師如来、千手観音があった。
国立博物館では、展示されていた薬師如来を大きいなあと思ったが、他の2体のほうが光背も含めると、たぶん大きそうだった。
お堂の中では見れない部分も見れた。台座、光背、またいろんなパーツが、解体されていていて、間近で見れるのはこういうときしかないかもしれないなと思った。
千手観音の手は、唐招提寺のものは、ほぼ1000本近く(若干足りないようだったが)残っているようだった。その小さな手と大きな手を近くで見ることが出来た。
小さいほうの手のひらに描かれたという、目らしきものも確認出来た。手は、モデルさんの手のような綺麗な手で、大きさは自分の手と同じぐらいであったが、自分の手と並べて比べてみると、いかに自分の手がごつごつとしたぶさいくな手であるかが、よくわかった。
漆箔のようすなどもよくわかった。
盧舎那仏の台座の蓮弁は取り外されていた。よくは確認できなかったが、蓮弁にも絵がかかれているようだった。初めて、蓮弁がとりはずされた状態の台座をみたとき、変な台座だなと思ったが、横に置かれていた蓮弁をみて、これがとりつけられるのか、とわかった。
盧舎那仏のX線の写真もあった。
3体の仏像は、金堂の修理にあたり、外に出されるときに、いろんなパーツを分けないと外に出せなかったらしいが、また金堂に戻ったときにパーツを組み立てるようだった。東大寺の大仏は、大仏を先に作ってから、そのあと建物を作ったようにいわれている。仏像と建物の大きさとの関係なども、いろいろ計算されているんだろうな、と思った。
久しぶりに拝見した唐招提寺の金堂の仏像は、大きいし、漆が使われているようだし、オリジナルだし、すごいなあ、って思った。
もし、またこういう機会があれば、仏像の見えないところに興味のある方には、おすすめかも。
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