この前、雨が降った翌日に、奈良公園に行った。
当日も小雨でも降りそうだったが、なんとか雨はもっていた。
歩くところが多い奈良公園は、激しい雨が降ると大変だが、少しくらいの雨なら、この季節新緑がとても綺麗だった。
雨上がりだったので、依水園にいきたくなった。苔がとても綺麗だし、「依水」という名前だけあって、お庭に水が流れていて、その音が心地よい音だった。少しリズミカルでもあった。
後庭の池は「水」という漢字を崩したかたちといわれていた。
水車の近くを歩いたり、周囲をひとまわりすると、楓の新緑と苔の花みたいなものをみることができた。
その後東大寺へ。大仏殿の芝生が綺麗だった。
その後、二月堂へ。二月堂のつり灯篭は毎日夕方につくようだった。そのことを売店の人に確認すると、つり灯篭は、その日の明るさによって自動につくようなシステムが使われていることを教えくれた。建物は古いけど、照明のシステムは、今風だなと思った。
二月堂から三月堂を通りぬけようとした時、三月堂の二月堂向きの外側の扉が開いているのに気づいた。
その扉の向こうは、8世紀の執金剛神立像のお厨子があるところあたりだった。(執金剛神立像は12月の特別開帳のときにしか拝観できなかった)扉の真ん中に穴が開いていて、中が覗けるようになっていた。普段外側の扉が開いていることは珍しかったので、覗いてみると、執金剛神立像のお厨子が見えた。(勿論お厨子の中は見えませんでしたが)少し色彩が残っているのも見えた。あの三月堂の外側の扉は、いつもは閉まっていたように思うが、風を通したりするのに、まれに開いていたのだろうか?私が行った日はどちらかというと、小雨でも降りそうなお天気ではあったが。
それから、手向神社に向かった。紅葉で有名なだけあって、新緑も綺麗だった。若草山ふもとのお土産物屋さんのあたりは、修学・見学旅行の子供達でいっぱいだった。
春日大社に向かった。新緑と社殿の朱色のコントラストが綺麗だった。砂ずりの藤の姿はすっかりなくなっていて、咲き終わってしまった花は、はさみで切られてしまったようだった。砂ずりの藤の花はとても長いので、咲き終わってしまうと、たしかに邪魔になりそうだった。
若宮神社の周辺に、咲き終わってしまった藤の花を少しみかけた。若宮神社の近くの、楠の大木から、上にまっすぐ伸びていた枝もあった。ゴールデンウィークには、人で砂埃がたっていた参道も、しっとりとしていた。古い灯篭の屋根の苔の緑色が鮮やかだった。